「プラスチックごみって、見た目は汚いけど実は環境にはそこまで悪くないんだよね〜」
……先日、この分野で有名な先生とそんなお話をしました。二酸化炭素(CO2)の削減とかリサイクルの仕組みをガチで考えている、すごい方なんです。
でも、正直言って僕は「え、本気で言ってる?」と固まってしまいました。
なぜ「悪くない」なんて言われちゃうの?
その先生いわく、理由は「実害がないから」。
- 直接的に健康を害するわけじゃない
- 置いてあるだけでCO2が増えるわけじゃない
- ただ「見た目が悪くて汚い」だけ
……という理屈らしいんです。 他にも「日本のポイ捨てなんて東南アジアに比べたら微々たるもの。海を汚してるのは海外のゴミがメインだから、日本はそんなに焦らなくてOK」なんて意見を持つ人もいます。
いやいや、見た目が悪いのは立派な「実害」でしょ!
道路脇や海岸にどっさり打ち上げられたゴミを見て、「あ、これ実害ないわ」なんて思えますか?
見た目が悪いってことは、それだけで人に不快感を与えるし、風景を台無しにします。それ以上に、海の生き物たちがゴミに絡まったり、間違えて食べて死んじゃったりして、生態系がめちゃくちゃになっている現実があるんです。
「誰かが片付けてくれるでしょ」とポイ捨てする人や、「大きな問題じゃない」と切り捨てる専門家。そんな価値観のズレに、私はちょっと(いや、かなり)落胆してしまいます。
どうすればポイ捨てはなくなる?
もちろん、最新技術で「自然に還るプラスチック」を作ったり、教育で「ポイ捨てダメ絶対!」と伝えたりするのは超大事。
でも、それだけじゃ限界があります。 ぶっちゃけ、**「ポイ捨てしたくなるような容器や包装そのものをなくす」**くらい根本的な工夫が必要なんじゃないでしょうか?
日本も「使い捨て禁止」が当たり前になるかも?
実は、世界はもう動き出しています。
例えばフランス。 「エネルギー転換法」というルールで、2020年から段階的に使い捨てプラスチックの販売をストップしています。ファストフード店で使い捨て容器が出てこないなんて当たり前。2040年には、すべての使い捨てプラスチックを禁止する計画だそうです。
日本でも、そう遠くない未来に同じような法律ができるかもしれません。
「安いから使い捨てる」時代の終わり
これからプラスチックの値段はどんどん上がっていくはずです。 なぜなら、石油からプラスチックを作ることは、CO2削減の波に逆行しているから。
「環境に優しくない企業」はお金が借りにくくなるし、そうなるとプラスチック製品も作りにくくなって価格が上がります。そうなれば、「安いから使い捨ててOK」なんて贅沢なことは言ってられなくなりますよね。
実は日本、「国民1人あたりのプラごみ量」が世界で2番目に多い国なんです。ちょっとショックですよね。
値段が上がって「もったいない」という意識が変われば、石油や石炭の使い方ももっとスマートに変わっていくはず。
未来のために、まずは「プラスチック=使い捨て」っていう当たり前を、みんなで見直してみませんか?