ペットボトルのよいとこダメなとこ

サステナ生活

ペットボトルは軽くて透明性があって丈夫なため飲料ボトルとして大量に使われています。使い終わったらラベルを剥いでゴミ箱に入れればリサイクルすることも容易です。プラスチックの中ではリサイクルが進んでいる材料と言えます。

リサイクルされたペットボトルは新たなペットボトルや衣料用の繊維に生まれ変わります。ペットボトル再生繊維による衣料品は広く普及しています。その衣料品を回収してまた別のリサイクルを行うことも可能です。

ペットボトルを作るメーカーさんも消費者も積極的にリサイクルしようとしています。とても素晴らしいことだと思います。

一方で、ペットボトルのリサイクルには限界があるように思います。

なんのためらいもなくポイ捨てする人は後を絶ちませんし、経済成長を優先するあまりに環境への配慮が追い付かない国から大量のゴミが海を漂流してくるのも問題です。

便利で安いゆえに、簡単に捨てられてしまうのです。

時々海岸清掃していますが、拾っても拾っても、新たなペットボトルが見つかります。何年も漂流してそうなボトル、まだ数時間しか経過してなさそうなボトル、外国製のボトル、タバコの吸い殻を入れたまま捨てられたボトル、様々です。

私はペットボトルをできるだけ買わないようにしています。買わない意思を示し、同じ考えをもつ人がある一定数増えてくれば、ペットボトルは売れなくなり、メーカーさんも他の方法を考えざるを得なくなるからです。

買わなくても日常生活にほとんど影響しません。飲み物は保温・保冷ボトルに入れて持ち歩いてます。最初は不便に感じましたが、慣れてしまえば気になりません。ホットコーヒーやお茶を入れてあるいは冷たい麦茶やジュースを入れて持ち歩いたりといろんな使い方をしています。

皆さんもペットボトルの使用量を減らしてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました