家庭でできる二酸化炭素減削減は簡単。電気、ガス、ガソリンをちょっとだけ減らせばいいんです!

やってみようCO2削減

中学生に聞かれました。何かしたいのだけど、どうしてよいかわからいと。

「一分間息止めたらいいのかなあ」とか「氷を作って空気を冷やしたら温暖化とめられるかなあ」とか冗談半分でいってましたが、具体的に何すればいいか、大人でもすぐにはわかんないですよね。

息を止めても氷を作っても二酸化炭素は減りませんが、個人レベルでできることはいくらでもあります。簡単で効果大きいのは、電気の無駄遣いをやめることと、燃料を使いすぎないことです。

電気の多くは石炭や天然ガスを燃やすことによって作られていますので、電気の使用量を減らすことは二酸化炭素削減に直結します。電力1kwh使うと、およそ0.5㎏の二酸化炭素が発生します。ご家庭でひと月に1000kwhの電力を使ったとすると二酸化炭素発生量は約500kgという計算です。

したがって、エアコンの温度調整をすこし緩めたり、不必要な照明を消したりするだけでも二酸化炭素を減らせます。

もちろん、これは電力会社から電気を買っているご家庭の話です。太陽光などで自家発電している場合は、電力由来の二酸化炭素発生量はゼロです。

燃料もしかり。お風呂や暖房用の灯油やガス、自動車向けのガソリンの使用量を減らすと効果があります。例えばガソリンは1L使うと2.3㎏の二酸化炭素が発生します。ひと月に100L使うと二酸化炭素の発生量は230㎏です。

シャワーのかけ流しをやめたり、少しの距離なら歩いてガソリンを節約すると二酸化炭素を減らせます。

そう、節約すればいいのです。ひと昔前までは経済的な理由、つまり「勿体ない」という理由で、電気やガソリンの無駄遣いをやめましょうと言ってました。二酸化炭素排出量を減らすも、やることは同じです。節約してお金の無駄遣いをしない生活を心がけると二酸化炭素排出量も減ります。

簡単でしょ。

10%くらいなら無理せずに減らせそうです。お財布にも優しい。

電力のモニタリングにはワットメーターという機械があります。これをつかえば、コンセントごとにどれだけの電力を使っているか一目瞭然。

試してはいかがでしょうか。

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