道端や市街に捨てされたプラスチックごみは風に飛ばされ、川に落ち、流され、やがて海にたどり着き漂流します。これを海洋プラスチックといいます。世界経済の発展とともにプラスチック使用量は増え、同時に海洋プラスチックも増え続けています。
海岸に打上げられた大量のプラスチックゴミ、胃袋にポリ袋が詰まって死んでしまったクジラ、鼻にストローが刺さったウミガメ。。。ニュースや写真で一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。
こうした問題に対して、ストローや食品トレーなどのいわゆる使い捨てプラスチックの使用を見直す動きが各国で進められています。欧州やインドでは全面的に使用禁止になる予定です。
日本でもレジ袋が有料化されましたし、今後は、他のプラスチック製品の使用に関しても、何らかの規制が掛かってくると想像しています。
ただ、いくら法律で使用を制限をしても、ポイ捨てが止まらなければ、海のゴミは減らないでしょう。
我々にできることは、使い捨てプラスチックに関心を持ち、できるだけ使わないこと、ポイ捨てしないことです。
海岸のゴミを集めている人や、海に潜って海の底を掃除している人も、たくさんいます。そんな活動を応援するのも良いし、海にでかけたときに、ちょっとだけゴミを拾って見ると、なんかいいことした気分になります。
海洋プラスチックの深刻さは、いろんなウエブサイトで紹介されているので、ご興味あるかたは検索してみてください。