2050年までに実質ゼロが目標です

気候変動

1850年ごろまでほぼゼロだった二酸化炭素の排出量は幾何級数的に上昇してきました。恐ろしい勢いです。

二酸化炭素排出量と増加とともに地球の平均気温も上昇しています。産業革命以前と比較して平均1.5℃に収めなければ水害や干ばつなどの自然災害が多発、そのためには2050年の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする必要があると指摘されているというのに。。

アメリカ西海岸では乾燥により大規模な山火事が発生したことは記憶に新しいところです。

グラフをみるととても悲観的な気分になってきますが、それでも何とかしなければばなりません。

森林破壊、公害問題、水質汚染、排気ガス汚染、オゾンオールなど、これまでも人間活動によって幾度となく自然破壊や環境汚染が発生しましたが、問題の大きさに気づいた後は活動修正し何とか乗り越えてきました。

二酸化炭素も同じ。深刻だと気付けば軌道修正できるはずです。

厄介なのは二酸化炭素自体は大気中に存在する物質で危険ではありませんし、じわじわとしか影響しませんので、深刻な事態と気づかない(あるいは気づかないフリをしている)人が多いことです。また人為的な温暖化を認めない人がいることや、自分には関係ない、まだ数十年先のことだから将来の人に任せればよい、他国が悪い、経済の方が優先、などと考える人がまだまだ多いのは残念なことです。

あと10年が勝負と言われています。このまま放置してたら、元に戻せない事態になりかねません。

世の中を変化させるために、皆でワーワー言って温暖化の問題への関心を示すことが大事です。

少しでも環境にやさしい製品を選択したり、節電や節ガソリンしたり、環境意識の高い政治家のSNSに応援メッセージを送ったり、勇気を出してデモに参加したり。。。そうすれば世の中が変化してくると考えています。

グラフ作成に用いたデータ
・IEA Data and Statistics, Total CO2 emissions, World 1990-2018
・JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター 「燃料別に見る世界の二酸化炭素排出量の推移」

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