秋になって気温が下がり居心地がよくなったのでしょうか、コンポストの中にアメリカミズアブの侵入を許し、幼虫がうじゃうじゃ増えてしまいました。
どうしてそんなことになってしまったのかをご紹介します
アメリカミズアブ
アメリカミズアブの成虫は体長15~20㎜、黒色、翅も半透明の黒色の昆虫です。私が子供の頃は、汲み取り式トイレのまわりで見かけたので便所バチと呼んでいました。最近は身近な場所ではあまり見かけません。
他方、アメリカミズアブの幼虫は長さ2~3㎝位で、ハエの幼虫よりもやや大きくて、節が目立ってくねくね動きます。
成虫と同様、かつてはトイレの周りで見かけたため、強烈な印象があります。
そのため、個人的には好きになれず、そのまま放置する気になれません。
対処法
いままでもいろんな虫が湧きましたが、アメリカミズアブの幼虫はなかなか手ごわいです。米ぬかを投入してコンポストの温度を50℃以上に上げても、ちょっと静かになるだけで、数は減っていないようにみえます。
基材上部の少し温度の低いところに集まってきたところを、一匹ずつピンセットでつまみ出す方法をとっています。
まとめ
今回の反省は、蓋をしっかりとして、不織布で覆って、紐で縛るのを怠ったことです。
アメリカミズアブが悪いわけでなく、コンポストの中で微生物と同様に食品廃棄物の分解に貢献していますので、気にならなければ積極的に活用してたい肥化を促進することもできます。
それぞれのお考えで対処ください。
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