燃料高騰は我々庶民生活を直撃します。
移動用燃料だけでなく、暖房や給湯用の燃料の値上げは痛いです。
その生活を守るためにガソリンをはじめとする燃料に補助金を出してくれるのはとてもありがたいです。
一方で、脱炭素を本気で達成したいなら、化石燃料の高騰は避けることができない試練です。
すでに化石燃料を使うことに対して、投資家や社会からプレッシャーがかかっています。
いずれ産出量は減り、価格は上下しながらも徐々に高騰していくと考えるのが自然です。
そんな化石燃料に補助金を出していたらキリがないです。
化石燃料の値段が上がってくると、再エネやバイオ燃料が競争総力を持つようになり、グリーンエネルギーやそれを使った自動車が普及しやすくなるので、悪いことばかりではありません。
政府はバランスとって対策しているとは思います。
つまり、ガソリン補助金を出して現在の生活を守りながらも、脱炭素に向けた技術開発に対しての補助金も出しています。
ただ、化石燃料への補助金はいつまでも続きません。時代に逆行しています。そのうち停止されるので、今のうちから燃料を使いすぎない生活に慣れていたほうがよいと思っています。