使い捨てプラスチックの代わりに木製のフォーク、スプーン、紙製のストロー、容器を見かけるようになりました。廃プラスチックゴミ問題や、海洋プラスチック問題、マイクロプラスチック問題の解決に寄与しようという動きです。
環境に優しい面もある
何百年も分解しないプラスチックよりも、数か月~数年で土に戻っていく自然素材の方が環境に優しいのは間違いありません。
燃やしても二酸化炭素が増えない点も好ましいです。
ポイ捨てされ、風雨にさらされ、川に流れ、海にたどり着き、波に漂いながら、魚や鳥が誤食したりマイクロ化するプラスチックよりも、いずれは朽ちていく木や紙製の方がずっとマシなのかもしれません。
だからと言ってポイ捨てはダメ
自分の家の前にゴミが捨てられることを想像してみましょう。
まず美観が悪くなります。草木が植えられた庭の横にファストフードの容器が転がっていると住人の方は気分悪いと思います。
そして汚れます。食品残渣がのこっていると虫が集まり、臭気が漂うようになります。
一度ポイ捨てを許すと、心理的ハードルが下るのかゴミを捨てる人が増えてきます
そうして、あなたの家の前は人が寄り付かなくなってきます。
道路や町も同じ。皆が気持ちよく過ごせる場所であってほしいです。
なのに歩きながらファーストフードを食べ、自転車に乗りながらドリンクを飲み、自動車の中で飲食して、用が済んだらポイと捨てる人があとを絶ちません。
使い捨て商品を提供する会社さんへのお願い
商品とともに、使い捨て容器、ストロー、スプーン、袋などを提供する会社さんは、プラスチック素材を避けるだけでなく、ゴミそのものが発生しない方法を考えてもらいたいものです。たとえば、、、
- 宣伝広告の中でゴミを捨てないように呼び掛ける
- 会社として日常的に清掃活動を行う
- ゴミが発生しない商品提供方法を考える
- ゴミを拾って回収してくれた人にサービス券を渡す
- 「ポイ捨ては犯罪だ」と包装材に書き込む
- 若い世代、大人世代に関わらず、多くの人を対象にした啓蒙活動を行う
いろんな方法があると思います。