廃プラ再利用100%

廃プラ問題

そんな新聞記事が目に飛び込んできました。

廃プラの再利用、35年までに100% 政府、新戦略で素材開発促す 火力発電向け減らす - 日本経済新聞
政府は材料や資源など素材産業の国際競争力を高める戦略をつくる。使用済みプラスチックの再利用を現状の80%程度から2035...

2035年に100%化できるなら素晴らしいことですが、よく読めばエネルギー回収(廃プラスチックを燃焼させて熱を取り出す方法)を含んでの話です。エネルギー回収はサーマルリサイクルと呼ばれていて日本ではリサイクル手法の1つして扱わています。

エネルギー回収あるいはサーマルリサイクルした熱は発電などに使われます。

エネルギー回収を含めば現在の日本の再プラスチックのリサイクル利用率は80%強です。含まなければ30%弱。

世界的にはエネルギー回収をリサイクルとして扱わない場合が多く日本の手法が非難されることもあります。

真にリサイクルといえる方法でプラスティックリサイクル率100%を目指していきたいですね。

 

 

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